こころのビタミン シリーズ | こころのビタミン ライトクラシックコレクション |
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商品名 | こころのビタミン ライトクラシックコレクション |
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発売日 | 2004年12月07日 |
商品コード | MIBF-1008 |
JANコード | 4571117350396 |
定価(税込) | 1,676円 |
収録時間 | 73分44秒 |
心やすらぐ夢ごこちの調べ。フィードラー、ボストン・ポップスが贈るクラシック名曲集。
収録内容
《中国寺院の庭で》《ウェッジウッドの青》などのオーケストラによる情景描写音楽を数多く書いたイギリス、バーミンガム生まれの作曲家、A.ケテルビー(1875-1959)の最初のヒット作は1915年の《修道院の庭で》でした。それから5年後の1920年に書いた《ペルシャの市場にて》はケテルビーの代名詞になっているくらいの人気作品です。
【解説】長谷川勝英
A.ハチャトゥリアン(1903-1978)の代表作のひとつであるバレエ音楽《ガイーヌ》は、1939年に初演したバレエ《幸福》を音楽・台本ともに書き直し、1942年に再初演した作品で、1957年にも再び大幅に手を加えています。強烈なリズムによる「つるぎの舞い」は、このバレエ音楽の中でもっとも有名な曲になっています。
【解説】長谷川勝英
I.イヴァノヴィッチ(1845?-1902)はルーマニアの作曲家、指揮者で、ガラツとブクレシュティの軍楽隊長も務めました。作曲家としてはピアノ曲、声楽曲、行進曲、ワルツなどの作品を残しました。現在にその名前を伝えているのが1880年頃に作曲されたと言われているワルツ《ドナウ河のさざなみ》で、導入部、4つのワルツ、コーダから出来ており、ピアノ用編曲でも広く知られています。
【解説】長谷川勝英
スタッカート(音を切って演奏する方法) を利かせたリズミックなヴァイオリン曲で、「ホラ」とはルーマニアの民謡のひとつです。ルーマニアのヴァイオリン奏者で作曲家のG.ディニーク(1889-1949)の作品です。
【解説】長谷川勝英
パリ・オペラ座からの依頼で作曲されたL.ドリーブ(1836-1891)のバレエ《コッペリア》は、1870年5月に初演されました。E.T.A.ホフマンの小説による、コッペリアという名前の人形にまつわる話です。前奏曲、間奏曲と20のナンバーから構成されています。第1幕はポーランド南部ガルシア地方のある町。恋人がコッペリアに気持をぐらつかせているのにやきもちを焼くスワニルダが、人形作りのコッペリウスの家の2階で本を読むコッペリアの気を引こうと踊るのがこのワルツです。
【解説】長谷川勝英
L.イェッセル(1871-1942)は大衆的な作品やオペレッタを数多く書いたドイツの作曲家です。オペレッタでは1917年にベルリンで初演された《シュヴァルツヴァルトの乙女》が人気を博したということですが、現在一般には、《鉛の兵隊の観共式》とも呼ばれているこの作品によってのみその名前は知られています。
【解説】長谷川勝英
ハンガリーのペストにあるドイツ劇場の杮落としとして上演された祝祭劇『アテネの廃墟』のためにL.V.ベートーヴェン(1770-1827)は序曲と8曲の劇中音楽を1811年に作曲しました。この中で4曲目の劇中音楽にあたる「トルコ行進曲」はもっとも広く知られています。
【解説】長谷川勝英
ロシア・オペラの傑作、A.ボロディン(1833-1887)の《イーゴリ公》は1869年から作曲が始められましたが、未完に終わり、リムスキー=コルサコフらが補筆・完成し、1890年に初演されました。第3幕はダッタン(ポロヴェッツ)人の陣営。捕らえられ、捕虜となったロシアのイーゴリ公を、コンチャック汗が慰めるために、奴隷たちの踊りを見せます。これが「ダッタン人の踊り」です。
【解説】長谷川勝英
1879年にモスクワで初演されたP.I.チャイコフスキー(1840-1893)の《エフゲニー・オネーギン》はロシア・オペラの名作のひとつです。プーシキンの小説を原作にしており、作曲者が「抒情的場面」と呼んだこのオペラの第3幕第1場はペテルブルク、グレーミン公爵邸の大広間。華やかに舞踏会が開かれており、ポロネーズにのって人々が踊ります。
【解説】長谷川勝英
セルビアのトルコからの独立戦争にロシアは兵を派遣し、援助しました。1876年、この戦争で負傷した兵士たちの救援資金を作る目的で開かれたコンサートのためにチャイコフスキーが作曲したのが 《スラヴ行進曲》で、セルビア(南スラヴ)のメロディがいくつ使かわれています。曲は犠牲者への挽歌に始まり、次第に高揚してゆき、ロシア国歌が高らかに歌われ、大きな盛り上がりを作って終わります。
【解説】長谷川勝英
《恋は魔術師》は同じバレエ音楽の《三角帽子》と並んでM.D.ファリャ(1876-1946)の代表作です。「若い未亡人カンデーラスはカルメーロと結婚したいのだが、ヤキモチ焼きの夫の亡霊にじゃまされる。そこでひと芝居打つことにする......」というのがストーリーです。このバレエ音楽でもっとも有名なのが第8曲「火祭りの踊り」で、ジプシーたちが火を焚いて悪霊を追い払う時の音楽です。
【解説】長谷川勝英
10世紀前半のアントワープを舞台にしたR.ワーグナー(1813-1883)の歌劇《ローエングリン》は白鳥の騎士ローエングリンが、弟殺しの嫌疑をかけられたエルザを救う物語。ローエングリンとエルザの結婚式を喜ぶ華やかな「第3幕への前奏曲」はトロンボーンが壮麗で、颯爽とした主題の吹奏し、穏やかな表情の中間部がはさまれ、再び壮麗な音楽が戻ってきます。天上の音楽のような雰囲気をもつ「第1幕への前奏曲」と好対称を成しています。
【解説】長谷川勝英
J.S.バッハ(1686-1750)の同じト短調の《幻想曲とフーガ》BWV542に対して、《小フーガ》と呼ばれているこのフーガト短調BWV578はワイマール時代(1708-17年)か、あるいはそれ以前に書かれたと考えられています。ストコフスキーのオーケストラ用の編曲版でも知られている作品で、テーマの美しさはJ.S.バッハのオルガン曲の中でも屈指の作品です。
【解説】長谷川勝英
1905年12月30日にアン・デア・ウィーン劇場で行なわれた《メリー・ウィドウ》の初演は、劇場の支配人や作曲者本人も驚くほどの空前の大成功を収めました。舞台は初演当時のパリ。金持ちの未亡人ハンナ・グラヴァリと昔の恋人ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵が紆余曲折を経てめでたく結ばれるストーリー。 第3幕、ダニロご愛用のマキシム風にしつらえられたハンナの家で、二人は仲直りし歌い踊るのが有名な「メリー・ウィドウのワルツ」です。
【解説】長谷川勝英
ヨハン・シュトラウス2世とほぼ同じ時代に、フランスにおいてワルツやポルカなどを作曲したE.ワルトトイフェル(1837-1915)の代表作が《スケーターズ・ワルツ》作品183です。作曲されたのは1880年頃で、当時パリで流行していたアイス・スケートで遊ぶ人々の様子を描いたワルツです。
【解説】長谷川勝英