クラシック | 愛されクラシック ベスト50 |
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商品名 | 愛されクラシック ベスト50 |
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発売日 | 2011年07月13日 |
商品コード | MICO-1058/60 |
JANコード | 4571117352741 |
定価(税込) | 2,075円 |
収録時間 | DISC-1:76分11秒 DISC-2:76分52秒 DISC-3:76分20秒 |
いままでも、これからも愛され続ける永遠のクラッシック名曲50選。TV等でもおなじみの心安らぐ名旋律が日頃の疲れを癒します。
楽曲解説付:鈴木淳史(音楽評論家)
※ 曲によっては楽曲の一部を抜粋収録しています。
収録内容
アンドルー・パロット指揮タヴァーナー合奏団(TIME 3:19)
イタリア・バロックの巨匠ヴィヴァルディの代表曲。ヴァイオリン協奏曲集《四季》は、季節ごとの情景を表した曲で、「春」は喜びに溢れた季節の到来を表しています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ジャン=フランソワ・パイヤール指揮 パイヤール室内管弦楽団(TIME 5:25)
タイトルは「小さい夜の音楽」という意味で、モーツァルトが作曲したセレナードでもっとも有名な曲。優美さと活気が匂うがごとく満ちている珠玉の作品です。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
イエルゲン・エルンスト・ハンセン指揮ソチエタス・ムジカ室内管弦楽団(TIME 5:19)
カノンとは、一つの旋律を複数のパートで追いかけながら演奏する形式のこと。このパッヘルベルが作曲したカノンは、その心地よい進行のために高い人気があります。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ヴァーツラフ・スメターチェク指揮 プラハ交響楽団(TIME 4:10)
イプセンの劇のために書かれた組曲。冒頭に置かれた「朝」は、フルートの清らかな旋律が様々な楽器に引き継がれ、オーケストラ全体で奏でられます。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
スティーヴン・ケイツ(チェロ)、岩崎淑(ピアノ)(TIME 2:32)
様々な動物を音楽で描いた《動物の謝肉祭》。月明かりの下、湖面に浮かぶ白鳥の姿をチェロが奏でる「白鳥」はバレエなどの音楽としても幅広く使われています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)、ヨゼフ・ハーラ(ピアノ)(TIME 4:22)
マスネのオペラ《タイス》で、娼婦であったタイスが修道士によって改悛するシーンの音楽。ヴァイオリンによって奏でられる甘美な旋律が印象的です。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
イルジー・ビエロフラーヴェク指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(TIME 4:59)
アメリカに移住したドヴォルザークのチェコへの郷愁が綴られている音楽です。日本では、「家路」というタイトルで歌詞を付けられて歌われることも。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ヴァレンティナ・カメニーコヴァー(ピアノ)、イルジー・ピンカス指揮ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団(TIME 3:23)
もっともポピュラーなピアノ協奏曲の一つ。その冒頭は、オーケストラとピアノがダイナミックに交差、目もくらむばかりのきらびやかな音楽です。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)、 井上道義指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団(TIME 8:10)
ヴァイオリンの名手であったサラサーテの代表曲。タイトルの「ジプシーの歌」という意味の通り、熱情や感傷が民俗性豊かに奏でられます。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ジェームズ・ジャッド指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(TIME 1:53)
占星術から発想を受け、世紀末の不安さを描いたのが組曲《惑星》です。ダイナミックで変化に富んだ「木星」の旋律は、ポップスに転用されて歌われることも。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
アストゥール・モレイラ=リマ(ピアノ)(TIME 4:32)
ショパンのエチュード(練習曲)は、練習曲という範囲を超え、深い音楽内容を持つ作品。とりわけこの曲には作曲家の故国ポーランドへの思いが込められています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
広瀬悦子(ピアノ)(TIME 7:53)
葬送行進曲といえば、この旋律というくらいに知られた曲。重苦しい葬送の行進曲と、中間部での慰撫するようなやさしいメロディから構成されています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
石丸寛指揮東京都交響楽団(TIME 6:35)
そのタイトルの通り、「威風堂々」としたこの曲は、様々な式典などでも演奏されます。エルガーの母国、英国では歌詞が付けられ、第二の国歌として歌われることも。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ライナー・ミーデル指揮 読売日本交響楽団(TIME 2:12)
ビゼーの代表作《カルメン》は、美女カルメンに魅せられた男の悲劇を描いたオペラ。その前奏曲は、勇壮な闘牛場のテーマを中心に構成されています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(TIME 11:27)
日本では、年末の風物詩として知られる「第九」。ベートーヴェンの理想主義が、オーケストラと声楽により、エネルギッシュに奏でられています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ザビーネ・マイヤー(クラリネット)、フィルハーモニア・クヮルテット・ベルリン(TIME 9:05)
モーツァルトがその晩年に、クラリネットと弦楽四重奏のために書いた作品。クラリネットの持つ、柔らかく憂いを含んだ表情には耳が洗われるかのようです。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
プラハ室内管弦楽団(TIME 5:45)
静謐で荘厳、そして優雅に響く、バッハの書いた旋律でもっとも親しまれている作品です。ヴァイオリンのG線だけで演奏することで、この愛称が与えられました。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
プラハ室内管弦楽団(TIME 3:14)
原曲はピアノ曲集《8つのユモレスク》の第7曲で、アメリカの黒人音楽とチェコの音楽がミックスしたような、たいへん親しみやすい小品に仕上げられています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ユゲット・ドレフュス(フォルテピアノ)(TIME 4:01)
17世紀のヨーロッパを震撼させたのは、オスマン帝国の軍隊。その軍楽隊による、打楽器が一定のリズムを繰り返すスタイルを作品に取り入れたのがトルコ行進曲です。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
アストゥール・モレイラ=リマ(ピアノ)(TIME 2:00)
小犬が自分の尻尾を追いかけ回るコミカルな姿に着想を得て作曲されたと伝えられる曲。短いながらも、愛らしくニュアンスに満ちたワルツです。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
及川浩治(ピアノ)(TIME 5:11)
リストは、当時ヨーロッパ中を興奮に巻き込んだ、スター・ピアニスト。タイトルは《鐘》という意味で、めざましい技巧と輝かしい音色が要求されるピアノ作品です。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ステファン・ゾルテス指揮 ウィーン交響楽団(TIME 2:46)
チャイコフスキーはバレエ音楽を芸術にまで高めた作曲家。「情景」では、オーボエで奏でられる一羽の白鳥、それに率いられた白鳥の群れが描かれています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
イエルゲン・エルンスト・ハンセン指揮ソチエタス・ムジカ室内管弦楽団(TIME 8:30)
アダージョ・ブームの火付け役となった情感豊かな作品。1945年に廃虚のなかから発見された作品と騒がれましたが、後に発見者による創作であったことが判明しています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(TIME 10:05)
マーラーが、妻になるアルマへの愛のメッセージとして書かれた甘美な音楽です。ヴィスコンティ監督の映画《ベニスに死す》で使われ、一躍ブームになりました。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
エリアフ・インバル指揮 スイス・ロマンド管弦楽団(TIME 1:44)
ドイツの哲学者ニーチェの同名の著作にインスパイアされて作曲。冒頭の輝かしい音楽は、キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」で使われ、たちまち有名になりました。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
エリアフ・インバル指揮 フランス国立管弦楽団(TIME 5:14)
同じリズムのなか、二つの旋律が繰り返されるだけの、不思議な構成を持つ曲。強烈なフィナーレに到るまで、様々な楽器が旋律を受け継いでいきます。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
エマニュエル・クリヴィヌ指揮 フィルハーモニア管弦楽団(TIME 8:04)
モーツァルトの数少ない短調による交響曲。涙を流しながら疾走していくようなその音楽、かつては「悲しみのシンフォニー」と呼ばれていたこともありました。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
小林研一郎指揮 東京都交響楽団(TIME 2:00)
フランスのオペレッタ王と呼ばれたオッフェンバックの代表作。後半部のカンカンは、ミュージカルにも大きな影響を与え、今でも運動会などで盛んに使用されています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
加藤知子(ヴァイオリン)、ダン・サンダース(ピアノ)(TIME 2:32)
イギリスを代表する作曲家エルガーが、妻へ婚約記念として贈った小品。低音のリズムの上、懐かしさが込み上げるような旋律が奏でられる、珠玉のサロン風音楽です。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
アラン・プラネス(ピアノ) (TIME 2:38)
フランス象徴派の作曲家、ドビュッシーの《前奏曲》第1巻の第8曲目として書かれたピアノ作品です。東洋的な音階に、ドビュッシーならではの独特な和声が施されています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)(TIME 4:03)
歌曲《おお、愛しうる限り愛せ》をピアノ用にアレンジした作品で、ロマンティシズムあふれ甘くせつなさを感じさせる音楽です。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
プラハ室内管弦楽団(TIME 4:07)
モーツァルトの人間を描く最高の技量が発揮されたオペラ《フィガロの結婚》。軽快なテンポのこの序曲は、これから始まるドタバタ劇への期待を高めてくれます。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
岩城宏之指揮 NHK交響楽団(TIME 2:28)
エキゾティックな装いながら、ブラームスらしいロマンティシズムあふれる作品。ジプシー音楽やハンガリー民謡などから影響を受けたメロディやリズムが特徴的です。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
パウル・クレツキ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(TIME 7:53)
冒頭の4つの音について、「運命はこのように扉を叩く」と作曲家が答えたことからこの愛称に。これらの音が様々に変化していくドラマティックな構成が見事です。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ペーター・マーク指揮 東京都交響楽団(TIME 4:19)
シェイクスピアの喜劇《真夏の夜の夢》の劇中音楽の一曲。運命に翻弄された二組の恋人たちの結婚の場面で演奏される、晴れやかな喜びに彩られた行進曲です。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
プラハ室内管弦楽団(TIME 3:31)
《カヴァレリア・ルスティカーナ》の二つの幕の合間に流される間奏曲。悲劇的な最後を予感するように、村が静まり返った情景を描いたこの音楽は、背筋が凍るほどの美しさです。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
蒲原史子(ソプラノ)、福田進一(ギター)、奈良康佑(ピアノ)(TIME 3:01)
オペラ《セルセ》の冒頭で歌われるアリア。木陰への思いが、優しい口調で歌われます。楽譜に記された速度記号から「ラルゴ」とも呼ばれ、器楽にアレンジされて演奏されることも。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ユゲット・ドレフュス(チェンバロ)(TIME 3:37)
冒頭の音楽(アリア)が、手を変え品を替え、30通りの変化をする変奏曲の最高傑作。不眠症に悩む貴族のためにこの曲を作ったという逸話もあります。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
クヌード・ヴァッド(オルガン)(TIME 3:41)
原曲は聖母マリアの祝日用カンタータ第147番《心と口と行いと生活》に含まれる合唱コラール。ピアノやオルガン用にアレンジされても、その遠近感のある響きの美しさが際立っています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
近藤嘉宏(ピアノ)(TIME 5:58)
ピアノ・ソナタを32曲残したベートーヴェン。青白いロマンティシズムに貫かれたこのソナタは、当時耳が聴こえなくなりつつあった作曲家の孤独感と重ね合わせて解釈されることも。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ジョン・オコーナー(ピアノ)(TIME 2:55)
簡潔にしてシンプルな愛奏曲。「情熱の花」ザ・ピーナッツ) 「キッスは目にして」(ザ・ビーナス)「幸せになろう」(宇多田ヒカル)などの原曲としても知られています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ジョン・オコーナー(ピアノ)(TIME 2:44)
ドイツ語で「夢見ること」を意味する「トロイメライ」。若きシューマンが、まさしく夢を見ているかのように、幻想的な情景をそこに作り出しています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
アラン・プラネス(ピアノ)(TIME 4:46)
初期の秀作《ベルガマスク組曲》の一曲として書かれた「月の光」。ドビュッシーならではの色彩感覚によって、幻想的な美しい世界を現出しています。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
シャロン・イスビン(ギター)(TIME 4:05)
ギターの名手であったタレガを代表するギター作品。美しいメロディとトレモロの効果により、グラナダに建つアルハンブラ宮殿の姿を壮麗に映し出します。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
古川展生(チェロ)(TIME 2:14)
一台のチェロから多彩な表現を引き出すこの組曲は、チェロ奏者にとっての聖書というべき作品。その冒頭に置かれたプレリュードは、音階の上下動からえもいわれぬ豊饒な感興をもたらします。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ジェラール・ジャリ(ヴァイオリン)、岩崎淑(ピアノ)(TIME 3:24)
ヴァイオリン・リサイタルでのアンコール・ピースの定番曲。ウィーンの舞踏歌を模したスタイルで書かれており、輝かしく、躍動感に満ちた小品です。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(TIME 6:50)
チャイコフスキーの三大バレエのなかでも、もっとも完成度の高い《くるみ割り人形》。「花のワルツ」は、ハープの序奏のあと、夢のような主題が導かれます。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
カレル・アンチェル指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(TIME 2:59)
ロッシーニが歌劇《ウィリアム・テル》のために書いたドラマティックな序曲。夜明け、嵐、牧歌と続いて、この勇壮すぎて滑稽ささえ感じる行進曲がファンファーレによって開始されます。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
イルジー・ビエロフラーヴェク指揮 ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団(TIME 2:33)
アルメニア生まれの作曲家ハチャトゥリアン。彼を一躍有名にしたのが、バレエ組曲《ガイーヌ》「剣の舞」です。クルド人の戦いの踊りにふさわしい、激しいリズムが特徴です。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)
イルジー・ビエロフラーヴェク指揮ルイ・フレモー指揮 東京都交響楽団(TIME 5:15)
友人の遺作展で観た絵画の印象をピアノ作品にしたムソルグスキー。ラヴェルは、粗野な趣さえあるその作品をオーケストラに編曲、華やかな色彩を加えました。
【解説】鈴木淳史(音楽評論家)