ジャズ | 私のお気に入りジャズ~時の過ぎゆくままに~ |
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商品名 | 私のお気に入りジャズ~時の過ぎゆくままに~ |
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発売日 | 2017年03月15日 |
商品コード | DMCY-40318 |
JANコード | 4988013279599 |
定価(税込) | 2,310円 |
収録時間 | DISC-1:64分03秒 DISC-1:65分30秒 |
必ずどこかで耳にしたことのあるJAZZスタンダードの名曲中の名曲ばかりを集めました!!カフェタイムや夜のBGMにもピッタリ♪
楽曲解説・英語歌詞付(DISC-1/3,8,12:DISC-2/4,8)
収録内容
作曲ウォルター・グロス、作詞ジャック・ローレンス。1947年にサラ・ヴォーンが初演し彼女の初のヒットとなりました。1952年にはローズマリー・クルーニーが歌ってビルボード入り。彼女のTVショーのテーマ曲としても使われ、一気にポピュラーとなりました。
ハンク・ジョーンズは伝説のジャズ・ジャイアント。マリリン・モンローがケネディ大統領の誕生日「ハッピーバースデー」を歌ったときの伴奏を務めたことは有名です。
ハンク・ジョーンズ・グレート・ジャズ・トリオ Hank Jones Great Jazz Trio
ジョージ・ガーシュウィンの弟子のヴァーノン・デュークが作詞作曲しました。その後、フランク・シナトラが歌って大ヒット。保養で来ていた田舎暮らしに飽きたデュークのニューヨークを懐かしみ、戻りたい気持ちを歌った曲だと言います。
纐纈歩美は2010年に当時21歳でデビューした女性サックス奏者。可憐なルックスからは想像出来ないダイナミックなプレイで注目を集めています。
纐纈歩美 Ayumi Koketsu
1937年ミュージカル映画『踊る騎士』の中で城の中庭が霧に包まれたシーンでフレッド・アステアが歌う曲です。「城の窓から飛び降るとその城の令嬢と結ばれる」という伝説を知らずにアステアが飛び降りてしまったから・・・というコメディ。だから「霧の深い日」なんですね。
仲宗根かほるは沖縄出身のジャズ・シンガー。「シュガーボイス」とも評される甘くコケティッシュな声が魅力です。
仲宗根かほる Kaoru Nakasone
1966年に公開されたイギリス映画『アルフィー』の映画音楽とメイン・テーマは、ジャズ界最高のテナー・サックス奏者の一人ソニー・ロリンズが作曲しました。バート・バカラックが作曲した主題歌も有名ですが、ロリンズのこの曲もジャズでは良く演奏されます。
演奏するのはマンハッタン・トリニティ。サイラス・チェスナット(p)、ジョージ・ムラーツ(b)、ルイス・ナッシュ(ds) の実力者3人によるピアノ・トリオです。
マンハッタン・トリニティ Manhattan Trinity
タイトルのジャンゴとはジャズ・ギターの開祖の一人とされるジャンゴ・ラインハルトの名前です。彼はロマ族の血をひくギタリストで、ジプシー・ジャズ(マヌーシュとも言います)の開祖ともされます。この曲はMJQのジョン・ルイスがジャンゴ・ラインハルトを想って書きました。
ここではオランダのジャズ・ギタリストのジェシ・ヴァン・ルーラーがヨーロピアン・ジャズ・トリオを バックにジャンゴを彷彿とさせるギターを聴かせます。
ヨーロピアン・ジャズ・トリオ+ジェシ・ヴァン・ルーラー European Jazz Trio+ Jesse van Ruller
マイルス・デイビスがピアノのセロニアス・モンクに「俺の後ろで弾くな!」と文句を言ったとかで有名なセッションの曲です。作曲はヴィブラフォン奏者のミルト・ジャクソン。このアルバムタイトルの「BAGS」とは目の下の「隈(くま)」のことでミルト・ジャクソンのニックネームらしいです。
ウォーレン・ウルフは若手No.1のヴィブラフォン奏者。ここでも惜しみなく披露するその超絶のテクニックで聴く者を圧倒します。
ウォーレン・ウルフ Warren Wolf
日本におけるビル・エバンスの人気は物凄いものがあります。そして女性に最も人気のあるジャズのランキングを取ったら間違いなく第一位はこの曲でしょう。実際、この曲を収録したビル・エバンスのアルバムは日本だけの売上で50万枚に達すると言います。
エリック・リードのピアノは一言で言えば「端正」。彼の粒立ちの良いロマンチックなピアノはビル・エバンスにピッタリです。
エリック・リード トリオ Eric Reed Trio
ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の中の一曲。リチャード・ロジャースが作曲、オスカー・ハマースタイン2世作詞しました。JR東海の観光キャンペーン『そうだ 京都、行こう。』のCMソングとして使用されているので、耳馴染みのある方も多いでしょう。
ポリー・ギボンズはイギリスのR&B出身のジャズ・シンガー。20代白人女性とは思えない迫力の声で、高速にアレンジされたこの名曲を見事に歌い切っています。
ポリー・ギボンズ Polly Gibbons
デューク・エリントンはエリントン楽団で沢山の名曲を残しましたがこの曲もそうです。エリントン楽団のコンサートでは、この曲をクロージング曲として演奏するのがお約束でした。「サテンドール」とはサテンのドレスを着たお人形、転じて「美人」を指すスラングのようです。 ,br>世界有数の音楽大学であるジュリアード音楽院。ジュリアード・ジャズ・オーケストラはジャズ課全学年合わせて20名の狭き門を通ったエリートで組織されています。
ジュリアード・ジャズ・オーケストラ Juilliard Jazz Orchestra
コール・ポーター作詞・作曲の彼の代名詞的な曲です。1932年のミュージカル『陽気な離婚』のために書きおろされ、フレッド・アステアが歌いました。2年後に『陽気な離婚』がアステアとジンジャー・ロジャーズのコンビで映画化されると、劇中で二人によって歌われ大ヒットとなりました。
安井さち子はバークリー音大出身の気鋭のピアニスト。その彼女を支えるのはデヴィッド・ウィリアムズ(b),ニール・スミス(ds)のリズムセクションです。
安井さち子 Sachiko Yasui
恐らくこの曲を最も理解するのは日本人ではないでしょうか。「全ては変わりゆく・・・」この曲で謳われているのは "諸行無常”です。ソウルシンガーのベナード・アイグナーがクインシー・ジョーンズに書いた曲で、その後ニーナ・シモンを始め沢山の歌手や演奏者によって演奏されています。
エリック・アレキサンダーは21世紀のコルトレーンの呼び声も高い若手No.1 サックス奏者。人気トリオのマンハッタン・トリニティと組んでの演奏です。
マンハッタン・トリニティ+エリック・アレクサンダー Manhattan Trinity + Eric Alexander
ベンチャーズのカバーでも有名な「キャラバン」は1935年、デューク・エリントンと、ファン・ティゾールが作曲。1937年にはアーヴィング・ミルズによって歌詞がつけられました。エスニックな音階によるメロディと激しいリズムが特徴で、アフロ・キューバン・ジャズの代表曲とされてます。
舌っ足らずな歌い方がキュートなたなかりか。この曲のエスニックさを最大限に引き出したプロデューサーの塩田哲嗣の大胆なアレンジも魅力です。
たなかりか Rika Tanaka
現代ジャズシーンの重鎮ハービー・ハンコックが若き日に制作したアルバムの巻頭曲。正に初めて海に出ようという清々しさと緊張と海の匂いに溢れた名曲です。もともとは英国王室御用達の化粧品メーカー「ヤードレー」のテレビCM用に作曲されたと言います。
ビリー・チャイルズはジャズとクラシックの両方で活躍し、作曲・編曲でグラミー賞も受賞した才人です。ハンコックの影響を強く受けたというピアノも魅力です。
ビリー・チャイルズ トリオ Billy Chailds Trio
マル・ウォルドロンはジャズ歌手で有名なビリー・ホリデイの伴奏ピアニスト。その彼が彼女の為に作曲しビリーが作詞したのが「レフト・アローン」。ビリーが亡くなった翌年、歌の代わりにジャッキー・マクリーンの素晴らしいアルト・サックスでこの曲は録音されました。
作曲者のマル自身の演奏です。ここでは「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」でも有名なサックス奏者グローヴァー・ワシントンJr.が素晴らしいサックスを聴かせてくれています。
マル・ウォルドロン+グローヴァー・ワシントンJr. Mal Waldron+ Grover Washington.Jr.
この曲は「ステラ・バイ・スターライト」を作曲したヴィクター・ヤングの作曲で、1947年の映画『黄金の耳飾り』の中で主演のマレーネ・ディートリッヒが歌いました。マレーネはドイツ人でありながらナチスに反抗したことでも有名です。その後、ペギー・リーが歌い大ヒットしました。
女性トランペッターは珍しいですが、市原ひかりはその中でもジャズ・ディスク大賞も受賞した実力とルックスも兼ね備えた稀有なプレイヤーとして活躍中です。
市原ひかり Hikari Ichihara
ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが主演した映画『カサブランカ』のテーマ曲として余りにも有名な曲。ですが、実はこの映画の為に作られた曲ではありません。1931年にブロードウェイ・ミュージカル『エブリバディズ・ウェルカム』の劇中歌として作曲されました。
チェット・ベイカーはトランペット奏者としてだけでなく、その甘く退廃的なボーカルも魅力でした。しかし麻薬に溺れ破滅して最後は謎の転落死を迎えました。
チェット・ベイカー Chet Baker
ジャズの巨人、ソニー・ロリンズは早くからジャズにラテン音楽を取り入れており、「セント・トーマス」もカリブ海の音楽のカリプソに影響を受けた明るい曲です。タイトルの由来はセントトーマス島。ロリンズの母方がヴァージン諸島出身でロリンズも幼い頃からカリプソに親しんできたと言います。
マンハッタン・トリニティのサイラスのピアノはその巨漢を活かした叩きつけるような力強い音が特徴です。ロリンズの豪快なサックスを表現するのにピッタリです。
マンハッタン・トリニティ Manhattan Trinity
アート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズのピアニストのボビー・ティモンズの作曲。ゴスペルのコールアンドレスポンスを取り入れたファンキーな曲です。ティモンズは牧師の息子で、幼い頃からゴスペルに親しんでいたことから、このアイディアを着想したと言います。
大坂昌彦は日本を代表するジャズ・ドラマー。スイングジャーナル誌読者投票ドラム部門で16年間1位に選出される一方で、作編曲も手掛けるなど幅広く活動しています。
大坂昌彦 Masahiko Osaka
ディジー・ガレスピー楽団のメンバーだったベニー・ゴルソン(Sax)が書いた曲。なんと20分でこの名曲を作曲したと言います。その後、有名なジャズ評論家のレナード・フェザーが歌詞を付けて大ヒットとなったといれていますが、実は別の人が作詞したというのが本当のようです。
アダム・バーンバウムは名門ジュリアード音学院出身のジャズ、クラシックをこなす新進気鋭のピアニスト。丁寧かつ軽快なタッチとスウィンギーな演奏が持ち味です。
アダム・バーンバウム・トリオ Adam Birnbaum Trio
レス・ブラウン楽団の専属歌手だったドリス・デイが歌ってミリオンセラーとなった曲です。日本では失恋の歌のように思われていますが、懐かしい故郷に帰る歌です。ちょうど曲の発売と第二次世界大戦の終戦が一致し、多くの兵たちの間で帰還のテーマ曲みたいになったのです。
ウンサンは人気、実力ともに韓国ナンバー1のジャズ歌手。ブルージーなギターとオルガンをバックに渋くも気怠い歌を聴かせます。
ウンサン Woong San
モダンジャズ・ピアノの元祖と言われるバド・パウエルのオリジナル曲。右手でソロ、左手でコードという現代ジャズピアノのスタイルは彼が確立したとも言われています。この曲はなぜか本場アメリカより日本の方が人気があります。日本人ってクレオパトラが好きなんですね。
川上さとみは巨匠ハンク・ジョーンズが絶賛したピアニスト。そのテクニック音色の美しさを堪能するのに「クレオパトラの夢」には打ってつけの曲です。
川上さとみ Satomi Kawakami
音楽劇「三文オペラ」で有名なクルト・ヴァイルが作曲。元々はミュージカル「ニッカボッカ・ホリデイ」の挿入歌でしたが、1950年に映画『旅愁』のテーマ曲に使われて大ヒットとなりました。それを1965年に再びヒットさせたのがフランク・シナトラです。
東京銘曲堂は川嶋哲朗(ts,fl)岡安芳明(g)、上村信(b)による渋くもグルーヴィーな変則的トリオ。ここでは川嶋のフルートが聴きものとなっています。
東京銘曲堂 TMD
1939年にグレン・ミラー楽団の演奏によりヒットしたことでも知られ、グレン・ミラー楽団の代表曲ともなっています。映画「瀬戸内少年野球団」(阿久悠による独自の歌詞を付けた主題歌)や映画「スウィングガールズ」でも使用されましたから、ご存知の方も多いでしょう。
グレン・ミラー楽団の遺伝子を受け継ぐグレン・ミラー・ヨーロピアン・メモリアル・オーケストラ華麗なサウンドでお楽しみ下さい。
グレン・ミラー・ヨーロピアン・メモリアル・オーケストラ Glenn Miller European Memorial Orchestra
デューク・エリントンが自身の楽団のために1938年に作曲したバラード。その後アーヴィン・ゴードンとアーヴィン・ミルズが歌詞を付けると沢山の歌手が歌うようになりました。「キスへの前奏曲」というタイトル通りの美しい曲です。
ハンク・ジョーンズは大の親日家で、出演したパナソニックのTVCMの決めゼリフ「やるもんだ」を記憶している方も多いのではないでしょうか。
ハンク・ジョーンズ Hank Jones