海外コンピレーションオールディーズ・ゴールデン・ヒッツ
ディスコ・オール・ベストヒット
商品名 オールディーズ・ゴールデン・ヒッツ
発売日 2023年11月08日
商品コード DYCP-4098
JANコード 4547366635607
定価(税込) 2,200円
収録時間 76分30秒

「カレンダー・ガール」「ミスター・ロンリー」「ライオンは寝ている」など、あの日の想い出が蘇る、懐かしのオールディーズヒットをセレクト♪


歌詞カード・楽曲解説付


収録内容


  1. あなたの肩にほほうめて /ポール・アンカ

    ポール・アンカは1941年生まれ、カナダ・オワタ出身の歌手&シンガー・ソングライターで俳優としても活躍。 子供の頃から音楽に親しみ、1957年、16歳の時にオリジナル曲「ダイアナ」でデビュー。いきなり世界的な大ヒットとなり、人気スターの道をまっしぐら。 1959年にリリースした「あなたの肩に頬うめて」も彼が書いたナンバーで全米2位を記録した。“キミの頭を僕の肩に乗せて耳元で囁いて。 愛していると言って”という、まだ片思い中の切ない想いを唄ったラヴ・ソングは、その後、ポップスのスタンダードとなり、様々なアーティストが取り上げ、録音した。 1968年にアメリカのポップス・ヴォーカル・トリオ、レターメンがカヴァーしたヴァージョンも人気がある。

    【解説】矢口 清治

    Put Your Head On My Shoulder / PAUL ANKA(Joe Sherman/Paul Anka)

  2. カレンダー・ガール / ニール・セダカ

    1960年の暮れに発表し、翌年に全米4位まで上った、その時点で彼最大のヒットとなったナンバーだ。 名コンビ、グリーンフィールドとの作になる曲だが、歌詞は曲名から想像出来る、平和この上ないもの。 全米がケネディ・フィーヴァー真っ盛りの頃の一曲でもある。また、彼の人気は実は日本の方が高く、曲のお馴染み度も日本での方が高いと言って良いだろう。 60年代後期には彼も失速したが、74年に「雨に微笑を」が全米1位となり、復活を果した。

    【解説】矢口 清治

    Calendar Girl / NEIL SEDAKA(Howard Greenfield/Neil Sedaka/Stan Applebaum)

  3. おお、プリティ・ウーマン / ロイ・オービソン

    ロイ・オービソンは1936年生まれ。50年代中頃からプロとして歌い出し、独特の“泣き節”が特徴だった。 後に映画のタイトルにもなったこの曲は、64年の全米1位。82年にはヴァン・ヘイレンがカヴァーし、そちらも大ヒットとなった。 ソングライターでもあったオービソンは、この曲もビル・ディーズと共に作詞・作曲。88年にはジョージ・ハリソンやボブ・ディランなどと共にトラヴェリング・ウィルベリーズにも参加した。その直後の同年12月、心臓発作で死去。

    【解説】矢口 清治

    Oh, Pretty Woman / ROY ORBISON(R.Orbison/B.Dees)

  4. ビー・マイ・ベイビー / ザ・ロネッツ

    世界のポップスのサウンドを変えたとも言われる大ヒットだ。ここまで、バス・ドラムを強調した曲は、それまでは存在しなかったのである。 1963年の発表で、全米2位となった。奇才フィル・スペクターの、プロデューサーとしての評価を高めたナンバーでもある。黒人女性3人組のロネッツは、元々はダンス・チームであった。 メンバーの一人ヴェロニカは後にスペクター夫人ともなった。そしてドラムはハル・ブレインの担当だ。その昔には「私のベイビー」という邦題が付けられていたこともある。

    【解説】矢口 清治

    Be My Baby / THE RONETTES(Phil Spector/Ellie Greenwich/Jeff Barry)

  5. アイ・ウィル・フォロー・ヒム / リトル・ペギー・マーチ

    元々は1962年にフランスでヒットした「愛のシャリオ」を翌63年にアメリカでカヴァーしたのがこの曲だ。歌っている彼女は48年にペンシルヴァニア州生まれ。 5歳でテレビ・デビューし、高校入学の62年に歌手としてスカウトされ、この曲がデビュー曲。それが何と全米1位を獲得したのだから、幸運なスタートだった。 時に15歳で、これは女性ソロ歌手の最若1位獲得記録として歴史に残っている。また、70年代の総てをドイツで暮らした経験もある。

    【解説】矢口 清治

    I Will Follow Him / LITTLE PEGGY MARCH(Arthur Altman/Norman Gimbel/Jacques Plante/J.W.Stole/Del Roma)

  6. 好きにならずにいられない / エルヴィス・プレスリー

    除隊後のエルヴィスは次々と映画に出演。中でも人気となったのが1961年の「ブルー・ハワイ」で、この曲はその中で歌われたナンバーだ。 同年暮れに発売され、翌年に全米2位。フランスの曲にインスパイアされて作られたとされている。彼は晩年までこの曲を愛唱していたものだ。 アンコールでの定番曲でもあった。いわゆるロッカバラードの3連ビートで、後年のライヴでは更にビートが強調されていたのも印象に残る。

    【解説】矢口 清治

    Can't Help Falling In Love / ELVIS PRESLEY(Hugo Peretti/Luigi Creatore/George Weiss)

  7. ライオンは寝ている / ザ・トーケンズ

    元々は1955年にブルックリンのリンカーン高校で結成されたグループが母体。そこにはニール・セダカもいたが、彼は58年に脱退。 グループ名とメンバーとが変りつつ、このグループ名になった後の61年にこのナンバーを発表し、全米1位を獲得。 この曲は39年に南アフリカのグループが発表したナンバーがオリジナルで、52年にウィーヴァーズというグループが「Wimoweh」という曲名でヒットさせてもいた。曲中の掛け声は、ここに起因する。

    【解説】矢口 清治

    The Lion Sleeps Tonight (Wimoweh) / THE TOKENS(George David Weiss/Hugo Peretti/Luigi Creatore/Solomon Linda)

  8. ケ・セラ・セラ / ドリス・デイ

    後にメリー・ホプキンなどもカヴァー・ヴァージョンを発表したが、意外だったのはスライ&ザ・ファミリー・ストーンもヴァバーをリリースしたことだろうか。ドリス・デイは1922年、シンシナティ生まれ。 レス・ブラウン楽団のスター歌手となり、ヒット曲を連発。ソロとなり、テレビや映画でも大活躍。 この曲をヒットさせた56年に封切られたヒチコック映画「知り過ぎていた男」の主題歌がこれであり、全米2位と、彼女のキャリアの中で最高の順位を獲得した、日本では雪村いずみなどが日本語詞でカヴァー。

    【解説】矢口 清治

    Whatever Will Be, Will Be (Que Sera, Sera) / DORIS DAY(Jay Livingston/Raymond Evans)

  9. 雨に歩けば / ジョニー・レイ

    1927年生まれ、オレゴン州ホープウェル出身の歌手&ソングライター、ジョニー・レイの代表曲。 口笛の音色でスタート、ギターのストロークが雨音を彷彿させるこのナンバーは途中、コーラスが入るなど明るくポップな雰囲気のアレンジだが、実は“雨の中、ずぶ濡れになりながら歩いている。 心を痛めつければ彼女を忘れられるはず。でも憂鬱で孤独だよ。どうしても彼女を思い出してしまうんだ”といった未練いっぱいの大失恋ソングである。 全米では2位、全英では1位を獲得した。1950年代に活躍し「クライ」などのヒット曲もあるジョニー・レイは、マリリン・モンロー主演、1954年公開のミュージカル映画『ショーほど素敵な商売はない』にも出演している。

    【解説】矢口 清治

    Just Walking In The Rain / JOHNNIE RAY(Jay Livingston/Raymond Evans)

  10. ムーン・リヴァー / アンディ・ウィリアムス

    映画『ティファニーで朝食を』(1961年公開)の中で主演のオードリー・ヘプバーンがギターを弾きながら歌った作詞:ジョニー・マーサー、作曲:ヘンリー・マンシーニの「ムーン・リヴァー」は公開年にインストゥルメンタル・ヴァージョンが発売されアカデミー歌曲賞を獲得した他、グラミーでは最優秀レコード賞を含め3部門を受賞。 多くのシンガーによって歌い継がれているこの名曲を最もヒットさせたのが1927年生まれ、アイオワ州出身のアンディ・ウィリアムスである。 1991年、第42回NHK紅白歌合戦にも出場し、往年のファンを歓喜させた彼は翌年、自身の劇場、その名も「ムーン・リヴァー・シアター」をアメリカ・ミズリー州・ブランソンにオープン。以降はこの場所をパフォーマンスの拠点にしていた。

    【解説】矢口 清治

    Moon River / ANDY WILLIAMS(H.Mancini/J.Mercer)

  11. 夏の日の恋 / パーシー・フェイス・オーケストラ

    これこそ夏のサウンドの代名詞のような永遠のナンバーだ。元は1959年公開の映画「避暑地の出来事」のテーマ曲で、このパーシー・フェイスの演奏が翌60年に全米1位を獲得。 カナダのトロントで1906年に生まれた彼の最大のヒットとなった。映画の主演はトロイ・ドナヒューとサンドラ・ディー。 そしてこの年のグラミー・ベスト・レコード賞も受賞した。後の76年にはこの曲のディスコ・バージョンも発表したが、その年の2月に癌の為に死去。

    【解説】矢口 清治

    The Theme From "A Summer Place" / PERCY FAITH AND HIS ORCHESTRA(Max Steiner)

  12. 愛しのラナ / ヴェルヴェッツ

    ちょっと珍しいタイプのヒット曲。本国アメリカで1961年に発表され、全米90位というレヴェルのナンバーだった「Laugh」という曲のカップリング曲(つまり、B面曲)だったのだが、この日本では63年末から翌64年に掛けて大ヒットとなったものだ。 当時のレコード会社担当者の策略が見事に当たったケースと言えるだろう。なお、曲の作者の一人はロイ・オービソン。 ヴェルヴェッツはテキサス州の高校教師をリード・ヴォーカルに、生徒4人を従えたグループであった。

    【解説】矢口 清治

    Lana / THE VELVETS(R.Orbison/J.Melson)

  13. ミスター・ロンリー / ボビー・ヴィントン

    これぞ、某FM深夜番組のテーマ曲として後に有名になるナンバーだ。元々はヴィントンが1962年に出したアルバムに収録されていた曲だったのだが、それをシングルにしたのが64年。 見事に全米1位を獲得したのだった。その段階で彼にとって4曲目のトップ・ヒットである。バックは62年にバディ・グレコが歌ったものと同じヴァージョンだった、という話も。今でもラス・ヴェガスなどで現役のシンガーとして歌っているそうだ。

    【解説】矢口 清治

    Mr.Lonely / BOBBY VINTON(Bobby Vinton/Gene Allan)

  14. エンド・オブ・ザ・ワールド / スキーター・デイヴィス

    1931年にケンタッキー州で生まれた彼女の本名はメアリー・フランセス・ペニック。友人のベティ・ジャック・デイヴィスと“デイヴィス・シスターズ”としてデビューしたことから、デイヴィスを名乗った。 元々カントリー歌手で、バックにスティール・ギターが鳴っているのもそれに由来する。この曲は63年に発表され、全米2位まで上ったナンバーだ。 悲しい失恋を歌った歌詞と、曲中のモノローグ(セリフ)が、ややハスキー気味の彼女の声にマッチしている。

    【解説】矢口 清治

    The End Of The World / SKEETER DAVIS(Sylvia Dee/Arthur Kent)

  15. ロリポップ / ロナルド&ルビー

    アメリカの4人組女性フォーク・ソング・グループ、ザ・コーデッツが1958年に発表した「ロリポップ」は全米チャート2位を記録する大ヒットとなり、その後、彼女たちを代表する1曲となった。 他にも多くのアーティストやグループがカヴァーしているナンバーだが、元々は、ジュリアス・ディクソンとビバリー・ロスが作曲し、ロナルド・ガンプスとビバリー・ロスによるデュオ、ロナルド&ルビーがデモ用に録音したのがオリジナル・ヴァージョンで、その本家本元の音源がこのアルバムに収録。 録音を気に入ったレコード会社が1958年にシングル・リリースし、全米20位のヒットとなったが、ロナルド&ルビーは異人種同志のデュオということでプロモーション活動が行えず、カヴァーしたザ・コーデッツの方が売れる結果となった。

    【解説】矢口 清治

    Lollipop / RONALD & RUBY(Beverly Ross/Julius Dixon)

  16. 刑事コロンボ(ミステリームービーのテーマ) / ヘンリー・マンシーニ楽団

    アメリカNBCテレビの『ミステリー・ムービー』シリーズの統一テーマとして作曲されたものだが、日本では最初に『刑事コロンボ』がNHKで放映され、エンディングでこの曲が流れたために『刑事コロンボ』のテーマとなった。TVテーマらしく短い時間に印象的なアレンジを施した曲。

    【解説】矢口 清治

    Mystery Movie Theme / HENRY MANCINI AND HIS ORCHESTRA(Henry Mancini)

  17. ワシントン広場の夜はふけて / ヴィレッジ・ストンパーズ

    曲名の「ワシントン広場」とは、マンハッタンのグリニッジ・ヴィレッジに実在する広場で、ニューヨーク大学がそばにある、いわば学生街。 この曲が全米2位の大ヒットとなった1963年は、このヴィレッジでフォーク・ソングが大ブームとなっていた頃。 ヴィレッジ・ストンパーズは白人8人からなるディキシーランド・ジャズのバンドだが、この曲を少々フォークっぽいアレンジとサウンドに仕上げてヒットさせた。そもそもディキシーのバンドにエレキ・ギターがいる筈が無いのである。 日本では日本語の歌詞も付けられ、独自のヒットを遂げた。

    【解説】矢口 清治

    Washington Square / THE VILLAGE STOMPERS(B.Goldstein/D.Shire)

  18. ルート66 / ジョージ・マハリス

    日本でも多くの人達が「一度で良いから実際に車で旅をしたい」と願っている、シカゴからロサンジェルスに至る(当時の)ルートを歌ったナンバーで、日本でも放映された人気テレビ番組のテーマ曲。 歌っているジョージ・マハリスは、バズ・マードックの役で63年まで主演していたが、この曲が日本でヒットしたのは翌64年のこと。 彼は俳優兼歌手で、62年には「今夜教えて」が全米25位のヒット。この曲の作者ボビー・トゥループは46年にこのナンバーを作った。つまりテレビ・ドラマよりも先にこの曲があった訳だ。

    【解説】矢口 清治

    (Get Your Kicks On) Route 66! / GEORGE MAHARIS(B.Troup)

  19. ノックは3回 | トニー・オーランド&ドーン

    トニー・オーランドは1944年のニューヨーク生まれ。ギリシャ人とプエルト・リコ人の両親の下に生まれている。 16歳でドン・カーシュナーに見出され、デビュー。一時期現役を離れたが、女性シンガー二人とドーンを結成、70年にこの曲を発表。翌年に目出度く全米1位となった。 女性達が入れ替わっての73年には「幸せの黄色いリボン」を出して、こちらも全米1位に。その曲の歌詞は新聞に載った実話が元だったが、更にそれを元に日本で映画「幸せの黄色いリボン」が作られたのはご存じの通りだ。

    【解説】矢口 清治

    Knock Three Times / TONY ORLANDO & DAWN(Russell Brown/Irwin Levine)

  20. パパはマンボがお好き / ペリー・コモ

    “ザ・ヴォイス”ことフランク・シナトラに匹敵するアメリカのショービズ界のビッグ・ネーム、ペリー・コモが歌い、1954年に大ヒットした「パパはマンボがお好き」はアル・ホフマン、ディック・マニング、ビックス・ライヒナーの3人によって書かれたナンバー。 全米チャート4位、全英チャートでは16位を獲得。華やかな演奏を繰り広げているのは、1944年からペリー・コモと公私に渡って付き合いを重ねていた音楽家、ミッチェル・エアーズ率いるオーケストラだ。 掛け声入りのコーラスなどアレンジも楽しさいっぱい。日本では江利チエミや高島忠夫のカヴァーが有名。ペリー・コモのヴァージョンは何度かCMソングに起用されていることもあり、世代を超えて親しまれている。

    【解説】矢口 清治

    Papa Loves Mambo / PERRY COMO(Al Hoffman/Bix Reichner/Dick Manning)

  21. 誰かが誰かを愛してる / ディーン・マーティン

    「誰かが誰かを愛してる」は1947年に書かれた楽曲である。作曲者のひとりでもあるピアニスト、ケン・レインが1964年にディーン・マーティンのアルバム・レコーディングに参加し、スタジオの現場で“この曲を録音しないか”とリクエストしたところOKとなり、ギタリスト:バーニー・ケッセルやベーシスト:レッド・ミッチェル等の演奏をバックにディーンはジャズ・テイストで歌い収録。 さらに、次のアルバムでオーケストラ入りのヴァージョンを再録音したところ、全米チャート1位を獲得する大ヒットとなり、以降、ディーン・マーティンのシンボル的楽曲となった。 彼がホストを務めたテレビ・バラエティ番組『ディーン・マーティン・ショー』のテーマ曲でもある。

    【解説】矢口 清治

    Everybody Loves Somebody / DEAN MARTIN(K. Lane/I. Taylor/Ernie Freeman)

  22. ビギン・ザ・ビギン / フランク・シナトラ

    偉大なる作詞家であり作曲家のコール・ポーターが書いた「ビギン・ザ・ビギン」は、1935年にブロードウェイ・ミュージカル「ジュビリー」で発表された。 1938年にクラリネット奏者のアーティ・ショウが録音し大ヒットとなり、以降、多くの歌手がカヴァーしている。 アメリカを代表するエンターテイナーのフランク・シナトラもオーケストラをバックに貫禄ある歌唱を1946年にレコーディング。 1980年代にはフリオ・イグレシアスのスペイン語ヴァージョンがリバイバルヒットした他、コール・ポーターの半生を描いた映画『五線譜のラブレター』(2004年)の中ではシェリル・クロウが原曲のイメージとは異なる「ビギン・ザ・ビギン」をパフォーマンス。 この作品をご覧になっていない人は是非、チェックして欲しい。

    【解説】矢口 清治

    Begin The Beguine from "JUBILEE" / FRANK SINATRA(Cole Porter)

  23. パフ(ザ・マジック・ドラゴン) / ブラザース・フォア

    ピーター、ポール&マリーが1963年に放ち全米2位となったビッグヒットのカヴァーで、ブラザース・フォアのアルバム『MORE BIG FOLK HITS』(64年)に収録。 パフという名の魔法の竜とジャッキー・ペイパー少年の交流が、まるで童話のようにファンタジックに描かれた、レナード・リプトンとピーター・ヤーロウ作の名曲。

    【解説】矢口 清治

    Puff (The Magic Dragon) / THE BROTHERS(Peter Yarrow/Leonard Lipton)

  24. 花のサンフランシスコ / スコット・マッケンジー

    1960年代後期のフォーク・ロック・ブームを代表する曲の一つで、“サマー・オブ・ラヴ”と呼ばれた67年の夏に全米4位まで上る大ヒットとなった。 “サンフランシスコに行く時には髪に花を飾るのを忘れずに……”という歌詞は、正に当時のヒッピー達の意識を代弁したものだった。 彼は39年のフロリダ生まれで、育ったのはヴァージニア。ママス&パパスのジョン・フィリップスとはバンド仲間で、この曲も彼の手になるもの。 マッケンジーは、ビーチボーイズの88年のヒット「ココモ」の共作者の一人ともなっている。

    【解説】矢口 清治

    San Francisco (Be Sure to Wear Flowers in Your Hair) / SCOTT MCKENZIE(J.Phillips)

  25. ミスティ / ジョニー・マティス

    1954年、ジャズ・ピアニストのエロール・ガーナーが、飛行機の窓から見えた虹にインスパイアされて作曲したスタンダードで、現在でもピアノの定番曲としてもよく知られるが、 1959年にジョニー・マティスがここに収録されたカヴァー・ヴァージョン(シングルカットされて全米&全英12位を記録)を録音した際に、作詞家ジョニー・バークによって英語歌詞が加えられたものが、その後ジャズ/ポップスを問わず、ヴォーカリストたちのスタンダードにもなったという、あまりにも有名なナンバー。

    【解説】矢口 清治

    Misty / JOHNNY MATHIS(E. Garner/J. Burke)

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