海外コンピレーションBEST POP 80's - ベスト ポップ 80's
BEST POP 80's - ベスト ポップ 80's
商品名 BEST POP 80's - ベスト ポップ 80's
発売日 2022年02月23日
商品コード MIUM-711/2
JANコード 4571117355858
定価(税込) 2,750円
収録時間 DISC-1:76分34秒
DISC-2:71分00秒

やっぱり名曲。80年代の洋楽ヒットを楽しもう!
スゥイング・アウト・シスター、スタイル・カウシンル、アバ、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、カルチャー・クラブ、ダイアナ・ロスなど、御馴染みのヒットを2枚組でたっぷりとどうぞ。


楽曲解説(矢口清治 氏)・歌詞カード付き



試聴できます


JASRAC許諾第S2011253706

収録内容


    DISC-1
  1. ブレイクアウト/スウィング・アウト・シスター

    80年代のきらびやかな洋楽シーンにあって、バート・バカラックやジミー・ウェッブらポップスの匠の才覚を、模倣ではなく伝承として受け継いだイギリスの男女デュオです。86年、デビュー時のトリオ編成で放った全米6位のヒットには、力強く前向きなメッセージが込められていました。ふたりのテクノロジーと向き合いながら温かさを失わない創作姿勢は2020年代の今日も変わりません。

    【解説】矢口清治

  2. シャウト・トゥ・ザ・トップ/スタイル・カウンシル

    ニュー・ウェイヴの時代にあった80年代前半のイギリスで、ロックの伝統にこだわりながら圧倒的な人気を得たザ・ジャムが絶頂期で解散し、ポール・ウェラーが次に始めたプロジェクト。日本では84年のアルバム『カフェ・ブリュ』でおしゃれな洋楽として幅広く支持されました。この曲は同年全英7位を記録した気骨あふれるヒットです。

    【解説】矢口清治

  3. チキチータ/ABBA

    2021年11月におよそ40年ぶりとなる新作『ヴォヤージ』を発表し世界的な話題を集めたスウェーデンの男女4人組です。「ダンシング・クイーン」や「マンマ・ミー ア」のダンサブルなスタイルと並び、哀愁味を帯びたミドルテンポの作品でも本領を発揮し、メロディーとヴォーカル・ハーモニーに独創的な魅力を放った代表曲です(79年全英2位/全米29位)。

    【解説】矢口清治

  4. エンドレス・ラヴ/ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー

    名作映画『ロミオとジュリエット』の主題曲に匹敵する作品を依頼されたライオネル・リッチーが、モータウン・レコードの大先輩でポップ・シーンの女王として君臨するダイアナ・ロスを迎えた稀代のバラードです。81年に9週もの第1位に輝き、全米チャート史に男女デュエットソングとしての大記録を刻むことになりました。ブルック・シールズ主演の同名映画より。

    【解説】矢口清治

  5. ハート・オブ・グラス/ブロンディ

    デボラ・ハリーとクリス・スタインのカップルを中心として、ニューヨークのパンク/ニュー・ウェイヴ・シーンから頭角を現したポップ・バンドです。ヒットメイカーのマイク・チャップマンが力を貸し、ディスコ・ビートを巧みに用いたキャッチーなこの曲が、79年に大ヒットし(全米1位) 一気にブレイクしました。さらにカリプソ調の「夢みるNo.1」、ラップに挑んだ「ラプチャー」とまさに大冒険と呼べる多彩なスタイルで一世を風靡しました。

    【解説】矢口清治

  6. オン・ザ・レイディオ/ドナ・サマー

    元々はジョディ・フォスター主演映画『フォクシー・レディ』のために書かれたものが、絶頂期のベスト・アルバム『ドナ・サマー・グレイテスト・ヒッツ』に新曲として収録され、80年に全米5位を記録しました。しっとりと始まり、本領のディスコ・ビートへと加速してドラマティックにエンディングを迎える、ドナの豊かな表現力が存分に楽しめる印象的なヒットです。

    【解説】矢口清治

  7. ルール・ザ・ワールド/ティアーズ・フォー・フィアーズ

    “哲学的なワム!”的な佇まいを感じさせるブリティッシュ男性デュオ。85年発表の第2作から日本タイトル曲「シャウト」と並び世界的な大ヒットとなったのがこの曲です(全英2位/全米1位)。軽快なポップスであるのと同時に反核メッセージをしのばせた知的で意義深い作品です。2022年2月に17年ぶりの新作『ザ・ティッピング・ポイント』が発売されました。

    【解説】矢口清治

  8. ファイト・フォー・ユア・ライト/ビースティ・ボーイズ

    90年代以降にティーネイジャーを虜にする音楽のスタイルとして、これまでのロック以上にヒップホップが台頭する、その大きな分岐点となったアルバムが86年の『ライセンス・トゥ・イル』でした。ニューヨークの若きパンク・バンドから変身したトリオは、全米No.1に輝いた同作からのこのシングル(87年全米7位)によって、まさしく時代そのものに大きな風穴を開けたのです。

    【解説】矢口清治

  9. コーリング・ユー/ジェヴェッタ・スティール

    87年の映画『バグダット・カフェ』に用いられ、映像の文芸風味を際立たせた佳曲として永く人々の心に残り続けています。63年インディアナに生まれゴスペルを背景に持ち、ブロードウェイ・ミュージカルでも実力を発揮する女性です。なお、映画は89年に日本公開となりミニ・シアター・ブームを象徴する作品としても語り継がれることになります。

    【解説】矢口清治

  10. キープ・ミー・ハンギン・オン/キム・ワイルド

    レザージャケットにタイト・ジーンズ、ボーイッシュなショートカット。イギリスから登場したクール・ビューティが彼女です。パンキッシュな「キッズ・イン・アメリカ」からガラリとイメージを変えて、シュープリームスをハイエナジーにカヴァーし、86年に全米1位へ送り込んでいます。2021年の最新ベスト『ポップ・ドント・ストップ』ではボーイ・ジョージを迎えた新曲も披露しています。

    【解説】矢口清治

  11. イフ・ウィー・ホールド・オン・トゥゲザー/ダイアナ・ロス

    シュープリームスで、そしてソロで計18曲もの全米No.1を誇る、まさしくポップ史上の女王と呼べるダイアナの、もしかしたら日本においてもっとも知られたヒットかもしれません。スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の映画『リトルフットの大冒険』(88年)からの曲が、90年に今井美樹/石田純一主演のTVドラマ『想い出にかわるまで』で流れたため独自にビッグセールスを記録しました。

    【解説】矢口清治

  12. ジャック&ダイアン/ジョン・クーガー

    広大なアメリカの中西部インディアナの、ロックスターを夢見ながら思うようにいかないどこにでもいる男のひとりだったジョン。圧倒的多数を占める、そんな普通の人々の心情をソングライターとして瑞々しく表現し、豊かな才能が花開いたのが82年の『アメリカン・フール』でした。アルバム共々全米1位を獲得したこの曲にも、“日常の輝き”が息づいています。

    【解説】矢口清治

  13. 恋におぼれて/ロバート・パーマー

    コラボ・プロジェクトの華やかな80年代に、デュラン・デュランとシックが合体したザ・パワー・ステーションに招かれた英国のダンディーなヴォーカリスト。もちろんキャリアを積んだ大ベテランであり、ニューオーリンズ・ファンクからヘヴィ・メタルまで多彩な要素を織り込む圧倒的才覚で熱烈なファンを持ちました。86年に放った全米No.1。2003年9月、54歳でパリにて客死。

    【解説】矢口清治

  14. SUKIYAKI/テイスト・オブ・ハニー

    アフリカ系アメリカ人女性2人を前面に置き、強烈なディスコ・ヒット「今夜はブギ・ウギ・ウギ」で78年度のグラミー最優秀新人に選ばれたユニークなグループです。故・坂本九による日本人唯一の全米No.1ヒット(63年)を、コンテンポラリーなソウル・バラードにしたすてきなカヴァーでした。81年に全米3位を記録し、この曲自体がいかにアメリカでも愛されているかを伝えました。最後の“サヨナラ”が心に響きます。

    【解説】矢口清治

  15. ドント・ウォーリー、ビー・ハッピー/ボビー・マクファーリン

    ニューヨーク・メトロポリタンオペラのバリトン歌手ロバート・マクファーリンを父に50年マンハッタンで生まれたボビーは、ジャズの即興を歌で表現する多彩な才能を発揮します。人の声のみで録音されたユニークなナンバーが88年映画『カクテル』から全米1位に輝くと、グラミー最優秀レコードにも選ばれました。その後も90年のチック・コリアとの共演ライヴ盤『スペイン』などでヴォーカリストとして高い評価を得ています。

    【解説】矢口清治

  16. 愛に抱かれた夜/カッティング・クルー

    1987年、ニュー・ウェイヴがそろそろ一段落してきたころイギリスの新進バンドによってアメリカで1位に輝き、そして日本で大きな人気を博したのがこのロック・ナンバーです。覚えやすい日本タイトルといきなりドラマティックな大サビで始まる曲構成も手伝い、以降も自動車のCMソングに起用されるなど根強い人気を持っています。ギタリストのケヴィン・マクマイケルは2002年に51歳で肺がんのため早世。

    【解説】矢口清治

  17. ヒム/ルバート・ホームズ

    知的でダンディーなイメージのシンガーソングライターにしてアレンジ/プロデュース もこなす多彩な男性によって、ここ日本でAOR(大人向けの洗練されたロック)なる新たな潮流の起点の一つとなるアルバム『パートナーズ・イン・クライム』が生まれたのが79年です。そこからの「エスケイプ」に続くヒット(全米6位)は、聴き飽きることのない不思議な味わいを秘めています。

    【解説】矢口清治

  18. ミスティ・ハート/クォーターフラッシュ

    暗闇に漂う霧に包まれた4つの人影。そんなジャケット・フォトが印象的なアルバム『ミッドナイト・フラッシュ』からのヒットだったゆえにつけられたのでしょうか、この日本タイトル。サックスに導かれるミステリアスなムードにも見事にハマりました。アメリカ西海岸オレゴン州ポートランドで活動。女性ヴォーカリスト=リンディ・ロスの情感にじむ歌声も魅力です。82年に全米3位まで上昇し、グループの存在を世界に知らしめました。

    【解説】矢口清治



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JASRAC許諾第S2011253706

収録内容


    DISC-2
  1. パワー・オブ・ラヴ/ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース

    ヴィジュアル重視のイギリス勢が大きなムーヴメントを生んだ83年に、通算第3作『ス ポーツ』で昔ながらのストレートなアメリカン・ロックの魅力を発揮して全米を制覇したのが、サンフランシスコの彼らでした。その人気ぶりを改めて証明したのが、マイケル・J・フォックス主演の大作SF娯楽映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に提供されたこの曲。85年全米1位に輝き、日本でも洋楽の枠を超えたヒット曲になりました。

    【解説】矢口清治

  2. カーマは気まぐれ/カルチャー・クラブ

    妖艶なメイクをまとった強烈なキャラクター=ボーイ・ジョージが看板の、80年代のブリティッシュ・インヴェイジョンを象徴する存在としてデュラン・デュランと双璧を成す存在が彼らです。レゲエとソウル・ミュージックを咀嚼し独自の良質なポップスを生み出しました。アルバム『カラー・バイ・ナンバーズ』から83年、英米で1位に輝いたカラフルな大ヒットとして愛され続けています。

    【解説】矢口清治

  3. ベティ・デイビスの瞳/キム・カーンズ

    45年ロサンゼルス生まれ。フォーク・グループのニュー・クリスティ・ミンストレルズを経て夫デイヴ・エリングソンとのチームで活動しソロ・デビューから10年後となる81年に、ようやく実力に見合った大ヒット(計9週全米1位)となったのがこの曲です。自身が優れたソングライターでありながらジャッキー・デシャノンのフォーク調の作品を、シンセサイザーを用いた斬新なアレンジで取り上げ聴くものを魅了しました。ここ日本ではスクーター=HONDAタクトのTV-CMでも流れました。

    【解説】矢口清治

  4. 愛と青春の旅立ち/ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ

    カリフォルニアのシンガーソングライターとイギリスのベテラン・ロック・ヴォーカリストという異色の男女によるバラードが、ロマンティックな映画の主題歌となり82年秋、堂々の全米No.1に輝きました。厳しい規律の中で成長し旅だつ将校と葛藤を抱えながら彼を想う女性を中心にかけがえのない愛の姿を描いた秀作を彩るに、ふさわしい楽曲でしょう。

    【解説】矢口清治

  5. ルカ/スザンヌ・ヴェガ

    ニューヨークのグリニッチ・ヴィレッジを拠点としたフォーク・シンガーソングライターとしてショートヘアのコケティッシュなキャラクターで愛された才女は、85年にデビューを果たしました。彼女は、幼児虐待を題材としたこの曲が示すように社会派の側面もポップに織り込む逸材です。87年に全米3位という大きなヒットとなり、アーティスティックな佇まいを明確に伝えました。

    【解説】矢口清治

  6. フラッシュダンス~ホワット・ア・フィーリング'95/アイリーン・キャラ

    映画から数々のビッグヒットが生まれた80年代。その代表的な例のひとつでしょう。ダン スを通じて夢と可能性を追い求める女性の姿が、多くの共感を呼んだ『フラッシュダンス』。数々のシーンと鮮やかに重なり聴くたびに感動が蘇る、そんなナンバーは83年、洋邦楽総合セールスで1位に輝きました(アメリカでも6週 No.1)。80年に自ら出演した、これもスターを目指す若者の群像劇『フェーム』で脚光を浴びたアイリーンは、まさしく夢を叶えたのです。

    【解説】矢口清治

  7. ルック・オブ・ラヴ(パート1)/ABC

    エイジアやイエスで手腕をふるった名プロデューサー=トレヴァー・ホーンが手がけ、イギリスはシェフィールドから登場。新進バンドながら尋常ではない完成度を誇ったのがデビュー作であるアルバム『ルック・オブ・ラヴ!!』(82年)でした。成就し得ぬ愛を題材として、この曲(全英4位/全米18位)をはじめ演劇的な表現を駆使し統一感あふれる作品に仕上がっています。

    【解説】矢口清治

  8. 愛の残り火/ヒューマン・リーグ

    男女の愛の葛藤をそれぞれの視点からクールに綴った詞。その筆致の鮮やかさと時代がシンクロして、エレクトロ・ポップ・サウンドによって描き出されたところが実に個性的です。イギリスのシェフィールドから登場し、メンバー・チェンジによってデジタル・エイジに確立したユニットが英米1位を獲得した、まさに82年の金字塔と言うべき大ヒットです。

    【解説】矢口清治

  9. ドント・ユー/シンプル・マインズ

    ビッグ・カントリー、ジ・アラーム、あるいはアイルランドのU2同様、背景にケルト文化を携えた個性をもってイギリスをはじめ世界で厚い支持を得たスコティッシュ・バンドです。アメリカではこの曲がジョン・ヒューズ監督の青春映画『ブレックファスト・クラブ』に用いられたことで、85年にNo.1を記録しました。その後も長く活動を継続しています。

    【解説】矢口清治

  10. ジョアンナ/クール&ザ・ギャング

    ニューヨーク・マンハッタンと河を隔てて位置するニュージャージーは多彩なエンタテイメントを生み出す地。そこから登場しインスト(演奏)中心のジャズを起点に泥臭いファンク・サウンドを奏でていた大所帯のR&Bバンドは、80年あたりを境に大変身。洗練されたブラック・コンテンポラリー路線でヒットを連発します。84年の『イン・ザ・ハート』からのポップなこの曲も堂々全米2位に到達しています。

    【解説】矢口清治

  11. ふたりの世界/ティファニー

    タニヤ・タッカーのカントリー・ソングに挑戦するなど歌うのが大好き。そんな少女がプロデューサーのジョージ・トビンに見出されて発表した87年のこの曲は、トミー・ジェームス&ションデルスの60年代ポップスのカヴァーでした。瞬く間に彼女は70年代生まれ(71年生)の最初の全米1位獲得スターになります。デビー・ギブソンと並び、日本でも久々に洋楽女性アイドルとして多くのファンを得ました。

    【解説】矢口清治

  12. カモン・アイリーン/デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ

    強烈なメッセージを伴った社会派として80年にイギリスのバーミンガムから登場した個性豊かなバンドです。82年の第2作『女の泪はワザモンだ!!』ではソウルフルなアイリッシュのルーツを大胆に打ち出し、この曲が本国とアメリカで1位に輝きます。87年には解散。その後再結成するなど劇的な活動を続けました。

    【解説】矢口清治

  13. ステッピン・アウト/ジョー・ジャクソン

    イギリスのニュー・ウェイヴの時期に登場して同じレコード会社=A&Mに所属し、実は多彩で奥深い素養の塊だった点でポリスと共通する男性です。ジャイヴのような古典的なスタイルから、ジャズ/ブルース、ソウル、果てはクラシックと表現の幅を劇的に広げ続けました。拠点を移したニューヨークという街の“昼と夜”がテーマである、82年のスタイリッシュなアルバム『ナイト&デイ』から生まれたこの曲は、スリリングな空気感を伝え全米6位を記録しています。

    【解説】矢口清治

  14. あなたを夢みて/ダン・ハートマン

    エドガー・ウィンター・グループやソロでのディスコ・ナンバー、さらにプロデューサーとして豊富なキャリアを誇るアーティスト。84年の映画『ストリート・オブ・ファイアー』の劇中の設定では黒人グループが披露したミドル・テンポの味のある作品です。じわじわとラジオでの人気を高めて全米6位を記録します。残念なことにこの10年後、94年に43歳で脳腫瘍のため世を去っています。

    【解説】矢口清治

  15. 堕ちた天使/J. ガイルズ・バンド

    青年誌のグラビアを飾ったモデルが、ハイスクール時代に憧れたあの天使だった一そんな男性の複雑な心境をコミカルなポップ・ロックにして歌い上げた大ヒットです。ロックのルーツとなるブルースやソウルをひたすら泥臭く探求したアメリカはボストンのバンド。時代の潮流でニューウェイヴ・センスを加えると、長く培った実力がついに圧倒的多数に知れ渡り、81年全米No.1の栄光を勝ち獲りました。

    【解説】矢口清治

  16. マニアック/マイケル・センベロ

    スティーヴィー・ワンダーのセッションなどで腕とセンスを磨いてきた男性ギタリストが当初別の映画のために用意した曲が、大プロデューサー=フィル・ラモーンの耳に留まって大ヒット映画の『フラッシュダンス』に用いられます。その結果83年9月、サントラから主題歌に続くシングルとなり連続全米No.1に。主人公がダンスのウォーミングアップするシーンとのマッチングはまさしく絶妙でした。

    【解説】矢口清治

  17. ヒート・オブ・ザ・モーメント/エイジア

    キング・クリムゾンやイエスなどで、それぞれがキャリアを積んだ歴戦の勇士が集ったスーパー・バンド。82年に全米年間No.1アルバムに輝いたデビュー作より、シングルとしても4位を記録しました。ダイナミックで壮大なスケールを感じさせ、かつ親しみやすいメロディーを持つポップ・プログレッシヴ・ロックの傑作です。

    【解説】矢口清治

  18. レディ・イン・レッド/クリス・デ・バー

    48年アルゼンチン生まれですが、母の出身国アイルランドを代表する世界的な男性ポップ・ロック・スターになります。後に最愛の妻となる女性ダイアンと出逢った時に彼女が着ていたドレスをモチーフに書かれた、という麗しいエピソードを持つ名バラードにして彼の代表曲。87年に全米3位を記録し89年の映画『ワーキング・ ガール』(メラニー・グリフィス/シガニー・ウィーヴァー/ハリソン・フォード主演)にも使用されました。

    【解説】矢口清治

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