ワールドミュージック心に響くアンデスの調べ~コンドルは飛んで行く~
心に響くアンデスの調べ~コンドルは飛んで行く~
商品名 心に響くアンデスの調べ~コンドルは飛んで行く~
発売日 2023年08月09日
商品コード MIKI-4289
JANコード 4571117356459
定価(税込) 1,980円
収録時間 64分40秒

時空を超えて山々にこだまする、深い哀愁と喜びの旋律。名手たちの演奏で贈る、永遠のフォルクローレ名曲集。


解説付

収録内容

★は歌入り(現地語)。歌詞カードは付いてません。


  1. コンドルは飛んで行く / ルス・デル・アンデ

    EL CÓNDOR PASA

  2. ペルー中部山岳地帯のワヌコ出身のダニエル・アロミア・ロブレス作で、世界的に有名となった曲。
    歌詞もあるが原曲はアンデス地域の先住民の楽器である縦笛ケーナの演奏による。コンドルはインカの帝王のお墓を守る鳥と言われている。

  3. 花祭り ★ / ラ・ファミリア・ロドリゲス

    CARNAVAL HUMAHUAQUEÑO

  4. よく知られたヒット曲だが、原題はアルゼンチン北部にあるウマウアカ渓谷にやって来るカーニバルの情景を歌った曲。フランスでシャンソンの曲として大ヒットした。

  5. 太陽の乙女たち / ラ・ファミリア・ロドリゲス

    VIRGENES DEL SOL

  6. この曲もペルーを代表するフォルクローレの名曲で、元来ケーナのための曲である。インカの帝王に仕える選ばれた美しい乙女たち、しかしインティ・ライミの祭りの日には、神に心臓を捧げねばならない悲しい運命にある。

  7. 灰色の瞳 / ウニャ・ラモス

    AQUELLOS OJOS GRISES

    music & performed by Uña Ramos Licensed by Victor Entertainment

  8. アルゼンチンの音楽家で、ケーナの名手でもあるウニャ・ラモス (1933-2014) 作曲によるフォルクローレ。ウニャは60年代よりフランスのパリを拠点に音楽活動を行い、多くの楽曲やアルバム録音を残している。「灰色の瞳」も彼の代表曲のひとつで、彼自身の演奏が収録されている。この曲はティト・ベリスによって詞も付けられ、日本でも'74年に加藤登紀子の訳詞で、加藤登紀子・長谷川きよしのデュエット・シングルでリリースされヒットした。その後も森山良子や、椎名林檎と草野マサムネのデュエットなど、多くのアーティストにカバーされている。

  9. アチャカチの娘 / ルス・デル・アンデ

    ACHACACHENITA

  10. ボリビアのダンスパーティーでは、民族舞踊クエカの後に、ウァイニョの踊りで盛り上がるのが定番となっている。この作品はアンデス楽器作りの村、アチャカチの娘を愛おしんだ内容となっている。

  11. 私の不運よ・・・ / ルス・デル・アンデ

    MI DESVENTURA

  12. 数多くの優れた音楽家を輩出しているボリビア南部の町、トゥピサ出身の歌手、W.アルファロの代表作。美しいメロディーをパンフルートのような民族楽器サンポーニャが感情豊かに歌いあげる。

  13. 孤独のビルヒニア / アレハンドロ・カマラ、木下尊惇

    HUÉRFANA VIRGINIA

  14. ボリビア最大の作曲家の一人、シメオン・ロアンカルの手による名曲だが、さらにアレハンドロの手による、アンデス地域の民族楽器である弦楽器チャランゴの上で考えうるすべてのテクニックを駆使した編曲によって、チャランゴ音楽史上の傑作に仕上がっている。

  15. 夢 / フェルナンド・ヒメネス

    SUEÑOS

  16. 当代ボリビアでNo.1のサンポーニャ奏者と言われているフェルナンド・ヒメネスの自作の曲である。伝統的な中に現代的な曲想を折り込んで、サンポーニャの魅力を伝える。

  17. グレコス・クリオージョス ★ / ルス・デル・アンデ

    GRECOS CRIOLLOS

  18. アンデスの糸紡ぎの踊りクジャワーダは、ボリビアに伝わる民族舞踊の中では最も古いもののひとつである。「土着のギリシャ人」という意味のこの曲は、コンフントのケーナ奏者M.ペーニャの採譜による。

  19. コージャ族のお祭り / フェルナンド・ヒメネス

    ALBOROZO COLLA

  20. ボリビアでは大変ポピュラーな曲で、クエカのリズムに乗って奏でられるメロディーが親しみ易い。コージャ族は、インカの時代にチチカカ湖周辺に住んでいた種族である。

  21. グアキの娘~モレーナ・コージャ / アレハンドロ・カマラ、木下尊惇

    GUAQUENITA - MORENA KOLLA

  22. オルーロのカーニバルや、ラ・パスのグラン・ポデールの祭りで踊られるモレナーダ (アンデス地方の2拍子の行進曲) は、その衣装の豪華さで他を圧倒している。ここでは二つのモレナーダが、チャランゴによって楽しく演奏されている。

  23. 忘却 / ロランド・エンシーナス、タイピ・カラ

    EL OLVIDO

  24. シメオンロンカルは、スクレ生まれの作曲家でありピアノ奏者。クエカの名曲を数多く残した作曲家としてよく知られる。ロランドは、1905年に書かれたこの曲を初めて聴いた時心が震え、それ以来知られざる名曲の発掘にすべてを懸けることになる。

  25. 水辺の花 / ルス・デル・アンデ

    FLOR DE CAÑA

  26. チャランゴの名手カブールによるケーナの名曲。3オクターブの音域を駆使して奏でる力強いメロディーは、多くのケーナ奏者たちに愛奏されている。

  27. 鐘つき鳥 / アレハンドロ・カマラ、木下尊惇

    PÁJARO CAMPANA

  28. 情景描写の多いパラグァイの音楽の中で、最も有名な作品のひとつ。テクニック・アピールに走りやすいこの曲を、アレハンドロは超絶技巧を駆使しながらも、曲の持つ魅力を十二分に表現して演奏している。

  29. ワカ・ワカの踊り / フェルナンド・ヒメネス

    WACA WACA TRADICIONAL

  30. ボリビアに伝わる民族舞踊の中にあるワカ・ワカの踊りは、牛の格好をしたものを腰に付けて踊るもので、カーニバルの時にも必ず登場する。ちょっとユーモラスな踊りでもある。

  31. 宝物 ★ / グルーボ・アイマラ

    TESORITO

  32. 活気にあふれた「カチャルパヤ(別れ)」の曲で、祝い事の最後に、皆が家へ帰る前に演奏される。シクリは重列の笛楽器サンポーニャのアイマラ語よみで、シークの一種であり、一年中演奏される。ホケット奏法で交互に演奏され、奏者から見て奥側の列「アルカ」に9管、手前側の列「イラ」に8管ある。ワンカラ(太鼓)とティンヤ(小太鼓)と共に演奏する。

  33. ラ・マリポーサ(蝶々) ★ / ルス・デル・アンデ

    LA MARIPOSA

  34. 鉱山で働くために連れてこられた黒人奴隷を題材とした、モレナーダのリズムで書かれたG.リディシオのメロディーは、ボリビアでも古くから親しまれている代表的な名曲である。

  35. チチカカのそよ風 ★ / ラ・ファミリア・ロドリゲス

    BRISAS DEL TITICACA

  36. ペルーとボリビアの国境に横たわる広大なチチカカ湖は、標高3,800mの高さにある。美しい湖を讃える名曲であり、プーノ地方のワイノ・バンディリェロというリズムをバックに歌われる。

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